自然の猛威

午前中は笑っていました。午後からほんの2時間くらいの間に街の様子は一変してしまいました。学校の展望台の屋根か吹き飛んでいき、電線を切り、向かいの市役所の窓ガラスに直撃するのをどうすることもできず呆然と見ていました。

家は2階のテラスの屋根が全部吹き飛ばされましたが、それでよく済んだと夫婦二人で懐中電灯の下でカセットコンロで晩御飯を食べていました。その時、名古屋に住む娘からLINEがありました。なんとそこにはうちの家の屋根の写真があり、「パパ、ママ、うちの屋根が吹き飛んでる!」と。え、何で名古屋にいるのに??

実は、うちの家の裏にマンションがあり、娘の友人の姉が住んでいて、うちが台風被害に遭うのを目撃したらしいのです。それで写真が娘に届いたらしいのです。住人である我々はまったく気づきませんでした。夜中に幸い電気は復旧し、ライフラインの不自由は数時間ですみました。屋根も先ほど初めて大屋根の上に登り無事修理が終わました。これで済んだのは本当にラッキーですが、自然の猛威の恐ろしさは肌で感じました。