公立学校の生きる道

明日からまた一週間が始まります。二学期最初の一週間ですでにいろんなことが起こり対応してきました。これ、公立学校教諭がどんどんフリーランスの非常勤講師に変わってしまって、自分の受け持ち授業だけを担当する教師ばかりになってしまったら、学校の中で誰がこれらの対応をするのかなって考えていました。授業以外の学校運営を担う教員が公立学校に残るには、何から何まで学校に責任転嫁する世の中の公立学校に対する考え方を変えるか、公立学校教員の給料をもっと高くすべきだと思います。そもそも公立学校って何かということをきちんと議論すべきです。

国鉄が破綻してJRになった時、まず一日の利用者がほとんどいない赤字路線から廃線になりました。やむを得なかったと思います。でも本来は、利用者が一人でもいたら何とかするのが公の仕事だと思います。少なくとも公立学校は地域に根ざして最後の一人まで学べるところだと思っています。