誰に頼る?

若い先生が、他学年にまたがって生起している生徒指導上の課題をキャッチしたとき、誰に伝えたらよいのか。誰が集約して誰が指導方針を立ててくれるのか。それがよくわからないと悩んでいるという。私の回答。システム的には中学校には生徒指導主事がいるのだからそこに伝えそこから指導方針を指示してもらうというのがセオリーであるけれども、「集約してくれる」「指導方針を立ててくれる」という姿勢でいることは問題である。課題に気づいたということは何とかしなきゃと思っているわけだから、いち早く自分が関係の先生方を招集して、指導方針についての自分の意見を述べる。それから生徒指導主事に報告だけはきちんとする。こういったことがみんなできなければならないと思う。若い先生方が多い職場。組織内での分業化では効率的なようで本当の意味でチームは育たない。ティール組織も同じ考え方の上に成り立っているようだ。